エレコム/積み上がったキャッシュの使い道はあるか?私のガジェット利用状況を添えて

企業分析

エレコムに関する2021/8/25付の日経電子版の記事からです。

エレコム、最高益でもROE低下 課題は「高速」経営の先
デジタル周辺機器のエレコムが転機を迎えている。マウスやUSBメモリーなど国内シェアトップの製品を抱え、新型コロナウイルス禍に伴うテレワーク需要も追い風だ。だが、自己資本利益率(ROE)をみると、2021年3月期は15.7%と17年3月期の24.5%をピークに低下傾向が続いている。8期連続で連結純利益の過去最高が続いてい...

要約すると、
・近年、過去最高益を更新し続けているが、ROEは低下傾向にあり、稼いだキャッシュを有効活用できていない(ROEをデュポン分解すると、総資産回転率に課題がある)
・海外事業を次の柱に成長したいと新社長は語るが現状の海外売上高比率は1%
・中国の同業Anker社は海外ECサイトを活用して海外売上高比率98%
・潤沢な手元資金を有効活用して、海外市場で成長できるかが今後のカギである

この記事を見てから、同社の株価を覗いてみると、かなり売り込まれており一瞬めっちゃ買いたい気がしましたので少し調べてみることにしました。

エレコムの株価水準は?(2021/8/25現在)

株探からの画面ショットです。株探ではPERが半年分しか見れませんが、PER 14.5倍というのは、2017年以降で過去最低水準です。株価としてはかなり売り込まれていますね。

私のPC/スマホ周辺機器の状況

エレコムの製品が強いのか、競争力があるのかという点を検討すべく、同社の製品と他社の製品を比べてみたいと思います。そして突然で恐縮ですが、私のガジェット系の利用状況はというと、、、エレコム製品使ってないわ、、、

PCのマウスは、昔はエレコムのEX-Gを使っていましたが、今はロジクールのMX Anywhere3です。スマホ周りに至っては、充電器・ケーブル・モバイルバッテリー全てAnker製品で統一されてます。

昔使ってたエレコムのマウス  ↓

EX-G ワイヤレスBlueLEDマウス Sサイズ - M-XGS10DBBK
手の形状から生まれたデザインで、さらなる「つまみ心地」「握り心地」の良さを実現。場所を選ばず快適に操作できるBlueLEDを搭載した、2.4GHzワイヤレスタイプの5ボタンマウス“EX-G”。Chromebook 対応認定を取得した製品です。

今使ってるロジクールのマウス ↓

ロジクールMX Anywhere 3ワイヤレス コンパクト パフォーマンスマウス
MX Anywhere 3を購入。MagSpeedスクロール、曲線状でコンパクトな薄型デザイン、素早い充電、Flow対応、マルチデバイス、マルチOS対応などが特徴

安定のAnkerのモバイルバッテリー ↓

Anker PowerCore Fusion 5000|モバイルバッテリー・充電器の製品情報
Anker PowerCore Fusion 5000のモバイルバッテリー・充電器ならAnker(アンカー)公式オンラインストア。iPhone・AndroidやiPad等のスマホ・タブレットにおすすめのコンパクトなモバイルバッテリーです。

エレコムの製品は価格も手ごろで品質も良く、そつなくまとまっているのですが、これと言って特徴がないというのが率直な印象です。品質はいいんですけどね、何度も言いますが、、、ただエレコムをあえて買う理由がないです。

まとめ

エレコムは工場を持たないファブレス企業です。そのため、固定資産への設備投資が必要なく、キャッシュはたまっていく傾向にあるとは思いますが(任天堂と同じ)。それにしても加速度的にキャッシュが積み上がっています(以下の画面はマネックス証券 銘柄スカウターより)。

冒頭の日経の記事のとおり、エレコムは今後海外市場に投資することで、海外事業を成長させることができるか否かが今後の株価上昇のカギになりますが、投資先があるのか??というのが正直懸念としてあります。先日、エレコムは50億円上限としたの自己株式取得のプレスリリースをしていましたが、それはキャッシュの投資先がないと言っているのと同義です(と感じます)。

エレコム---大幅反発、自社株買いの実施発表で見直しの動きに
*10:22JST エレコム---大幅反発、自社株買いの実施

海外ではECサイトを作って売っていくそうですが、(何度も言って申し訳ないですが特徴のない、そつなくまとまった)エレコム製品をどうやって海外顧客に選んでもらうのか、広告宣伝費をどうやって使って(投資をして)いくのか、その辺が見えてきたら、投資してもいいかもしれませんね(これが私の結論)。

エレコム、海外通販で在宅需要開拓 3年後に100億円
パソコン周辺機器大手のエレコムは電子商取引(EC)サイトを活用して海外市場を開拓する。専門の開発・販売部隊を新設し、年間10億円程度の海外売上高を3~4年でECだけで100億円程度に伸ばす。世界的な在宅勤務の定着を背景にマウスなど周辺機器の市場は伸びている。米国を皮切りに欧州やアジアでの拡販も検討する。新型コロナウイル...

そういえば、YouTubeやSNSでAnker製品を紹介するガジェットレビュー系のインフルエンサーは多いですが、エレコムの製品を紹介している人はいませんね。。エレコムの主な販路は家電量販店ですが、Ankerのようにマーケティングなどの売り方を工夫すると、国内でもECサイトでの成長の余地はあるかもしれません。

ブログ村に参加しています!よかったらポチっとお願いします!

にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました